Sustainable=持続可能なという意味で
環境負荷を抑えた服作りのこと
今のファッションの楽しさが
必ずしも永遠とは限らないから
サステナブルなファッションを
未来に残そう
What is ’’Sustainable Fashion’’...?
サステナブルな素材
天然素材
出典:Eliza-Alves
綿(コットン)/麻(リネン・ヘンプ)/シルク/ウール(毛)/レーヨン/テンセル/バンブー(竹)など
自然生まれの素材は、土の中の微生物によって分解され自然に還ることができます。また、洗濯の時にマイクロプラスチックを生み出す心配がありません。
オーガニック素材
出典:PexelsのFuzZy-Rescue
オーガニック=農薬を使わずに育てた作物のこと
オーガニック素材は土壌汚染をしていないため地球に優しい素材です。
リサイクル素材
出典:triocean
リサイクルポリエステル、リサイクルコットン、リサイクルデニム、リサイクルウールなど
服から服へリサイクルする技術の開発が進んでいます。ペットボトルを活用したリサイクルポリエステルは、ペットボトルの水平リサイクルがまだ普及していない今、サステナブルな素材であるとも考えられます。
サステナブルな生産
生産地
出典:Andrea-Donetti-EyeEm
日本で流通している洋服の多くが、コスト削減のため中国や途上国で生産されています。その運搬には飛行機・船・トラックが利用され、大量に燃料を消費しCO2を排出します。日本製を選ぶことで大幅なCO2の削減&産地の活性化に。
染色方法
出典:canva
布の漂白・染色には水で洗う工程が必要不可欠。
素材そのままの色合いや草木染めのものを選ぶと水の使用と水質汚染の削減に。
ムダを出さない工夫
出典:PexelsのAnna-Shvets
裁断後の残布や大量生産の売れ残りは、一番簡単で安く済む埋め立てや焼却によって廃棄されています。
そこで、残布を再利用する「アップサイクル」や必要な分だけ作る「受注生産」「適量生産」などの取り組みが広がっています。
服の手放し方
服の再利用
出典:PixabayのShirley810
「自分が着なくなった服=ゴミ」ではなく、他に必要としている人がいるかも知れない。
フリマやリユース店に古着として再流通させることで、新品を作るのに必要な資源を削減できます。また「おさがり」は、人から直接譲り受けるので、よりその服を大事にしようと思わせてくれます。
服の回収BOX
出典:Pexelso-Karolina-Grabowska
大手量販ブランドでは、ユニクロ、無印良品、H&M、ZARA などが、寄付や独自の方法でリサイクルしています。(詳細はブランド名をクリック)
ブランドによっては他社製品も回収しています。
衣類の回収を行う企業には、服から服へリサイクルしている企業などもあります。
服のリサイクル
出典:Pexels@-cottonbro-studio
実は、服から服へリサイクルは回収分の1%だそう。
服の水平リサイクル率が低い原因は混紡素材です。
混紡素材とは2つ以上の素材から作られた生地のことで、素材を仕分ける際にどこにも属すことができません。100%の表示がある服を選ぶことでリサイクル可能に。
「着れない・服へのリサイクルができない」と判断された服は、細かく粉砕されクッション材や建築材、自動車の内装にリサイクルされたり、工業用のウェス(機械類の油汚れを拭き取る専用布のこと)などに生まれ変わります。